5月13日(日)、東京国際フォーラムにてスタディーグループ赤坂会2018年度第1回例会が開催された。
本年度第1回目の例会のテーマは「赤坂会25周年〜その根幹をなす診査・診断・治療計画を再考する」であった。まず、午前中の基調講演は顧問の寺西邦彦先生より「診査・診断・治療計画を再考する」とうい演題での講演であった。赤坂会の歴史を振り返りながら診査・診断・治療計画の重要性を解説していただいた。後半では皆が難しいと考えている咬合について的を絞り講演をしていただいた。会員それぞれ理解が深まったことであろう。続いて2番目の演者は藤田大樹先生であった。「診査・診断・治療計画を再考する その2」と題した講演であったが、まさに『大樹ワールド』と呼ぶべき独創的な内容であった。これ以上の内容は読者の想像にお任せしたい。
午後からは富澤直基先生と野寺義典先生の共同での講演となった。演題は「インターディシプリナリーアプローチ 外科的矯正治療・インプラント治療・審美修復治療...」であった。非常に難しいとされる欠損を伴う骨格性?級症例においてチーム治療を行った経過をつぶさに解説していただいた。さらに審美的な仕上がりも素晴らしく会員も大変勉強になったに違いない。
このあと吉武秀先生と 中丸潤先生の会員発表が行われた。今季から会長を務める中丸先生のケースデスカッションも活発に行われた。引き続き恒例の懇親会もおおいに盛り上がり一日を終えた。今年もさらに皆で研鑽に努めていきたい。