7月14,15日、沖縄県市町村自治会館(那覇市)にて赤坂会&WESPIC ジョイントミーティング10周年記念特別講演会が開催された。
この沖縄ジョイントミーティングは寺西邦彦氏と金城清一郎氏の発案により両氏が顧問を務めるスタディーグループ赤坂会とCLUB WESPICの合同症例検討会として2004年7月から毎年開催されるようになった。お互いのスタディーグループの垣根を超え「かりゆしウェア」のごとく胸襟を開いたディスカッションを10年間続けてきた。2011年からは榊恭範氏の所属する北九州歯学研究会・若手会も参加するようになり賑やかな会となってきた。
(100名以上の参加者が集まった。)
今年はその10周年にあたり従来の症例検討会に加え特別講演会も開かれ100名以上が参加者された。
まず、初日の14日(日)にはDaniel W.K.Kao, DDS, MS, DMD(台湾)、『Placing implant in the ridge deficiency area : several practical surgical techniques.』とDong-Seok Sohn DDS, PhD(韓国)、『Current and Future Trend on Augmentation of Atrophic Alveolar Ridge and Maxillary Sinus for Implant Dentistry 』というお二人の特別講演会であった。参加者はDr.Kaoの講演によって骨欠損の状態における術式の選択を解りやすく整理できて、Dr.Sohnの講演にって様々な骨造成のオプションを学べたのではないだろうか。
(寺西歯科医院OBが集合した!)
続いて15日(祝)は例年通り症例検討会が行われた。今年は10周年ということもり会員発表は全て英語で行うという初の試みがなされた。まさに今年のコンセプトである「アジアから世界へ」を具現化する試みであったと感じている。発表者は高田貴虎氏、友寄泰樹氏、松延允資氏、中島稔博氏、宇根 良氏、飯沼学(発表順)であった。質疑応答も活発に行われ非常に充実したジョイントミーティングであった。
来年以降も益々充実した会になるよう皆で盛り上げていきたい。