9月2日(日)、東京国際フォーラムにてスタディーグループ赤坂会 2012年度 第2回例会が開催された。参加者は110名以上が集まった。
今回のメインテーマは「インプラント補綴におけるラボワークの重要性」でプログラムチェアマンは関 克哉氏が務めた。
(石部元朗先生の基調講演)
午前中は石部元朗先生による基調講演で「チェアサイドとラボサイドをどのようにインテグレーションさせるか」という演題であった。アメリカワシントン大学大学院を卒業し、アメリカの補綴専門医の資格を持つ先生からインプラント補綴の進め方を解説していただいた。時間に限りがあり期待していたアトランティスアバットメントの話はさわり程度であったが、興味深い内容であった。
(関 錦二郎氏の基調講演)
続いて午後からは関 錦二郎氏による基調講演で「Techniques for Bone anchored bridge〜Gingival Characters〜」という演題であった。無歯顎インプラント補綴における歯肉のキャラクタライズについてすばらしい技術を披露してくれた。
この後、3名による会員発表が行われた。演題は以下の通りである。
百瀬覚仁氏「下顎前歯部インプラント補綴へのアプローチ」
貝沼公仁氏「コーヌスシュリッテンを使ったアバットメントミリングの一症例」
関 克哉氏「Fabrication method of Complex Superstructure」
それぞれ熱の入った発表であった。
(寺西邦彦先生からの挨拶)
次回は12月9日(日)に スタディーグループ赤坂会20周年記念&寺西歯科医院30周年記念 特別講演会が開催予定である。その模様はブログにてご報告したいと思っています。