3月6日から8日まで the Washington State Convention Center in Seattle, WA.にてThe 2014 Annual Meeting of the Academy of Osseointegration が開催された。
AO(Academy of Osseointegration )は国際インプラント学会としては最大規模のもので各国から著名な臨床家が参加している。私も赤坂会メンバーとともに参加した。
(AO会場にて。右から富澤先生、寺西先生、金城先生、私。)
AOの会場はかなり大きな会場で、様々な講演やミーティングが行われていた。最初に出席したのはデンツプライのセミナールームだった。ここでは私たちが使用しているアストラテックインプラントの新シリーズの初披露があった。ASTRA TECH IMPLANT SYSTEM EVがそれである。インプラントの形状やサイズ、内部構造まで変わりまったく違うインプラントに変貌していた。これによって初期固定やインプラント強度がさらに向上するとのことであった。日本には数年後の認可・導入されると思われるが、現在のユーザーはかなりとまどうのではないかと思われる。簡単に言うと今のシステムを総とっかえしなければならないからである。今後もその動向に注目していきたい。
(デンツプライミーティング。リンドン・クーパー先生のレクチャー。)
2日目はInternational Symposiumとして日本の臨床家たちが講演した。いつも日本で聴いているのとは違う緊張感があった。もちろん海外の聴衆も少なからず参加していた。特に昨年のAOの口演発表でアワードを取った墨先生の講演は堂々としたものであった。
(International Symposiumでの墨先生の講演。)
3日目ではCAD/CAMを応用した症例とペリインプランタイティスのリカバリー症例などを聴講した。どれも最近のトピックスで、AOという最大規模での発表だったが、う〜ん?という内容もあり、今後自身でさらに勉強しなくてはならない課題もみえてきたと感じている。
(美味しいステーキも食べました!)
全体を通して素晴らしい学会に参加できて本当に良かった。シアトルの街もも少しだけ散策できて、美味しいものも食べられた。また、仲間たちと同じ時間を共有できてとても楽しく有意義であった。今後も機会があれば参加したいと思う。