11月24日、アクロス福岡にて赤坂会・月臨会・FCDC合同カンファレンスが開催された。
このカンファレンスは我々スタディーグループ赤坂会と大阪で活動する月臨会そして主に福岡で活動しているFCDCの3スタディーグループが一堂に会して症例検討会を行うことを目的として開催されたものである。当日は150名以上の参加者で熱気を帯びた会となった。
演者は高田秋介先生、脇 知邦先生(以上月臨会)、藤田大樹先生、加部晶也先生(以上赤坂会)、國?貴裕先生、佐伯 剛先生(以上FCDC)であった(発表順)。
コメンテーターは寺西邦彦先生と木原敏裕先生に努めていただいた。
同じSJCDの教えをベースとしていることもあり、しっかりとした診査・診断を基に治療していて違和感なく症例をみることができた。しかし、それぞれのスタディーグループの個性も垣間見られ、非常に興味深かった。
徐々にディスカッションも活発になり白熱する場面もあり盛り上がった会となった。少し残念だったのは自身の所属するスタディーグループの演者への助け舟が過ぎた場面もあったことと感じている。会としては体裁は繕えるが、実際の演者自身の勉強にはならないことが多いと思う。次回開催されるようならば、行き過ぎたフォローは控えたほうがよいと個人的には思う。
いずれにせよ、発表内容・ディスカッション・参加人数等、初めて企画した会とは思えないほどの盛会であったと思う。全ての準備をしていただいた私の大学の同級生であるFCDC・OB会会長江川光治先生とFCDCの関係者の方々に感謝申し上げたい。
今年のジョイントミーティングはこれで終わりとなったが、今後とも様々なジョイントを行い知見を広げていきたいと考えている。