先日、歯科専門誌である日本歯科評論の別冊『パーシャルデンチャーのPitfallと回避策35』が出版された。本誌の「オーバーデンチャーとパーシャルデンチャーの併用」というパートの執筆を担当した。他の執筆者は歯科大学関係者が大半をしめるなか、抜擢していただいた。
昨今、インプラントだけではなくパーシャルデンチャー(部分入れ歯)が見直されてきているように思う。ご高齢の方々には様々な制約があり外科処置を行いづらい患者さんも増えているのが現状である。そんな中、入れ歯の良さが見直され、活用されるのは好ましいと考えている。ただ、しっかりとした技術がなければ応えられない。今後とも技術向上に励んでいきたいと思っている。