東日本大震災から2週間以上が過ぎましたが、いまだ原子力発電所の問題が終息せず東京でも落ち着かない日が続いています。
茨城の先輩や同期の無事が確認できたり、水戸の安藤先生の診療所が徐々に診療をはじめていることなどの知らせが届きほっとしています。
そんな中、先週、盛岡の赤坂会メンバーの先生から連絡がありました。被災地の現状が記されていたのですが、想像を絶する状況で、報道されているような復興に向けて少し歩み始めているというような状況には程遠いということでした。
盛岡市内でもガソリンの供給がままならず、材料・薬品の供給もストップしているようです。
その先生から避難所では燃料・水・肌着と同じくらい歯ブラシが不足しているので我々赤坂会のメンバーの医院に眠っているものでかまわないので送ってほしいという要望がありました。
早速、会員に募り何本でもかまわないので歯ブラシを集めようということになり連絡をとりはじめたところ、会員以外にも広がり北海道から沖縄まで様々な方々の輪が広がりました。
先週中に第1便を発送することができ週末には地元有志の方々により避難所の皆さまに配ることができたと報告がありました。そして大変よろこんでいただいたとも書いてありました。。わずかな支援かもしれませんが、少しでもお役に立てたと思うとうれしい限りです。歯ブラシは今も募集しています。(
詳しくはこちらへ)
支援に参加してくれた方々はそれぞれ
歯科医師会等を通じて支援したり個人的に募金なさっているかもしれません。
しかし、仲間からの願いに少しでも応えたいという気持ちは皆もっているはずです。どのようにその気持ちをあらわしていくか。これからも長く厳しい戦いが被災者の方々にはまっています。そして支援する我々も経済が停滞するなか辛抱しなければなりません。
ひとりひとりの力はとても小さいですが、みんなで力を合わせて進んでいきましょう。
みなさん頑張りましょう!