5月29日(日)、都市センターホテルにて
2011年度SJCD第1回例会が開催されました。
冒頭、最高顧問である
山崎長郎先生より東日本大震災で被災されたSJCDメンバーの近況報告があり、支援表明をなさいました。そして、会員たちによるさらなる支援を呼び掛けていらっしゃいました。
(最高顧問の山崎長郎先生)
例会の内容は午前中に
JIADS理事長の
宮本泰和先生の講演があり、午後から4名の会員発表が行われました。また、例会終了後には年に1度の懇親会が開かれました。
私はSJCDに参加するようになって16年になりますが、当時のことを考えるとSJCDの例会でJIADSの先生が講演するなんて奇跡ではないかと感じてしまいます。以前はSJCDは補綴(かぶせ物等の治療)主導、JIADSはペリオ(歯周治療)主導といわれていて強力なライバル関係にあったように思います。会の生い立ちからして違っていたのでやむを得なかったことでしょう。しかし、最近では全てを網羅した臨床が必要不可欠であり2つの会だけではなく全ての臨床家がボーダーレスになってきているのも現実だと思います。そういう意味ではJIADSの宮本先生がSJCDで講演するのも必然なのかもしれません。ただ昔を知っている者としては感慨深いものがありました。
今後もこのような交流が続くことを期待したいと思います。
(JIADSの宮本泰和先生)
宮本先生は『歯周再生治療法を成功させるための診断とテクニック』というタイトルの講演でした。歯周再生治療の基本的な考え方から具体的なテクニックまでわかりやすく解説していただき、2時間があっという間に過ぎてしまいました。
宮本先生には3年前に
沖縄ジョイントミーティングの5周年記念講演会で講演していただきました。沖縄のWESPIC代表・
金城清一郎先生がもともとJIADSに参加しており宮本先生とは懇意になさっていました。その関係で講演していただいたのですが、以前の講演とは取り上げた題材が異なり今回も新鮮でした。赤坂会のメンバーにとっても良かったのではないでしょいうか。
さて、今週は
O.S.I.Study Clubのチャリティー講演会があります。
3週連続となりますが気合を入れて行ってきたいと思います。