6月1日(日)、都市センターホテルにて東京SJCD第1回例会が開催された。
まず、午前・午後の3時間にわたってアメリカ ワシントン州でご開業の歯周病専門医・秋本 健先生からのインサービストレーニングが行われた。主に前歯審美領域のインプラント治療にフォーカスを当てた講演であった。抜歯後の骨吸収に対してどのようにアプローチしていけばよいのかを秋本先生のお考えを披露していただいた。様々な方法が取り上げられる分野であるので非常に興味深い講演であった。
(秋本先生の講演。)
また、その後は3名の会員発表が行われた。発表者は以下の通りである。
「重度歯周疾患患者に対するオクルーザルリコンストラクションの1例」ウィステリアデンタルクリニック 佐藤博宣 先生
「矯正治療とMinimal Interventionな歯冠修復にて対応した矮小歯を伴う前歯部開口症例」医療法人社団Teeth Alignment AQUA日本橋DENTAL CLINIC 綿引淳一 先生
「フルマウスリコンストラクションにおける機能と審美獲得の為のチームアプローチ」高田歯科医院 高田貴虎先生
このうち佐藤先生と高田先生は我が赤坂会メンバーであり、さながら赤坂会例会のようであった。個人的にはディスカッションがもう少し盛り上がればよかったと思っているが、2名とも素晴らしい発表であった。今後の糧にしてほしい。
(赤坂会メンバーの佐藤先生と高田先生が発表しました。)
例会後は恒例の懇親会も開かれ充実した1日となった。